千葉県のキャンプ場ogawa GRAND lodge FIELDでソロキャンプをしてきました。1914年創業の老舗キャンプブランドオガワ直営のキャンプ場で、広い敷地で車でのアクセスも良くて初心者にもおすすめのキャンプ場です。
各サイトの紹介から、管理棟やシャワーなど施設の紹介も交えてogawa GRAND lodge FIELDの情報をお届けします。
千葉のキャンプ場探しの参考にしてもらえたら嬉しいです。
ogawa GRAND lodge FIELDのキャンパー向けサイト紹介
ogawa GRAND lodge FIELDのキャンプサイトを詳しく紹介します。
ソロ(デュオ)フリーサイト
- テントスペースはフリーサイト内で自由に選べる。
- ソロ(1人)の場合、1つのテントに1人まで。
- デュオ(2人)の場合、1つのテントに2人まで。
- テントやタープの大きさは、外ロープを含めて1予約あたり6m×6mの範囲に収めること。
ソロ・デュオキャンプサイトはその名の通り利用できるのは1名か、最大2人まで。ファミリーやグループと切り離された専用の区画なので静かにゆっくり過ごせます。
今回利用したのは5月。あたり一面青々とした芝生に覆い尽くされていてほんとに気持ちがいい!キャンプ場というよりも公園の一角で過ごすようなのんびり感。
元々はゴルフ場だったようです。だからこんなに芝生が整備されてるんですね。
開けた土地は開放的で気持ちがいいけど、夏はかなり暑いようです。日差しを遮る木々はほとんどないので、タープがないと直射日光をもろに受けてしまいそう。
角度によっては他のキャンパーと目線がバッチリ合ってしまうのでお互い読み合いつつ調整してください。
キャンプエリアのすぐ裏手は小高い丘になっていて、春の草花で埋め尽くされた自然たっぷりの光景。
大量のシロツメクサが辺り一面咲いています。
用水路の周りは野生動物たちの溜まり場なのか、夜はカエルの合唱が大音量で繰り広げられていました。
ゲロゲロ鳴くオーソドックスなものから、牛のような「モー」と鳴くウシガエル系までよりどりみどり。
カエルが大っ嫌いな私はテントに入ってきたらどうしようと夜中震えましたが、幸い少し離れていたので無事1日過ごせました。
さて、ソロキャンプサイトの詳細に話を戻します。
青々とした芝生が魅力ですが、その分ルールもしっかり決まっています。
芝生の上では直火禁止!
焚き火台を使わず火を起こすと芝生が黒コゲになってしまうので当たり前ですが、焚き火台の使い方にもルールがあります。
地面から焚き火台までの距離は15cm以上。それ以下の場合はブロックの上に焚き火台を置いて直接芝生に熱が伝わらないようにしないといけません。
コンパクト焚き火台は地面と近いので必ずブロックの上に乗せましょう。ブロックは管理棟近くに置いてあるものを使ってOK。
あとはなるべく防炎シートをひきましょう。焼けた薪や炭が落ちることもあるので、これも芝生を守る大事なポイント。
林間デッキオートサイト
タレントの清水国明さんが手がけた林間サイトとのこと。調べてみたら清水さんは自身でキャンプ場を経営していたりとアウトドア界隈では有名だったんですね。知らなかった。
2023年7月現在ではまだプレオープン中でデイキャンプのみ。テントやタープはウッドデッキ上に張ることはできないみたい。ポップアップ式のテントならOKとのこと。
あたり一面を木々に囲まれてるので林の中のキャンプ場のよう。日陰になっているので夏も少しは涼しいかもしれません。
デッキは低いエリアと高いエリアがあります。小高いデッキにテントを張ればちょっとした秘密基地気分。子供は嬉しいかもしれません。
入り口には丸太を削って作られたオブジェがお出迎えしています。
ogawa GRAND lodge FIELDの施設紹介
ogawa GRAND lodge FIELDの管理棟、洗い場や灰捨て場など施設の紹介です。
管理棟
管理棟はロッジのような平屋タイプ。入り口付近には切り落としてきた丸太が陳列されています。
裏手にはチェーンソーで作ったと思われる熊の置物(笑)
管理棟自体はそこまで大きくないですが、キャンプグッズの品揃えは幅広かったです。調味料、ガスボンベ、アパレルやテント自体も売ってました。
しかもどれもデザイン性が高くてオシャレなものばかり。オガワの自社キャンプグッズを取り揃えてるようで、オガワブランドのデザイン力の高さがわかります。
受付のスタッフもにこやかで好印象。ちゃんと施設の説明を丁寧にしてくれました。
外には自由に使えるキャリーカートが8台ほど置かれています。サイトには車の乗り入れができないのでカートで荷物を運びます。
キャンプ場の公式からもアナウンスされてますが、カートは数に限りがあるので使い終わったらすぐ元の位置に戻すなど譲り合って使いましょう。
炊事場
管理棟の向かいには炊事場。中は広くてすごく綺麗です。洗い場は10個ぐらいあるので混んでも順番待ちせず使えそう。
大きなステンレスのテーブルが備え付けられてるので食材を置いてここで切ったり、洗った食器類を置いたりいろんな用途に使えます。
シンクには網付きの三角コーナーと手洗い用の石鹸が備わっています。汚れもなくとても綺麗。
壁のパネルは木目調で電気は無骨なアメリカンヴィンテージのよう。管理棟で扱ってるキャンプグッズもデザイン性が高かったけど設備もオシャレ。こだわりが感じられますね。
灰捨て場
管理棟のすぐ近く開けたエリアに灰捨て場が設置されています。
シャベル、トング、ちりとりが置かれてるのでしっかり灰を落として片付けましょう。灰捨てタンクに薪を捨てるのは火事の恐れがあるので禁止です。
灰捨て場の周りには一休みできるベンチが設置されています。
トイレ
トイレはとにかく綺麗です。
入り口に履き替え用のスリッパが備え付けられてるから土や泥のついた靴で入ることがなく足跡ひとつ付いてません。
便器もピカピカで、もちろんトイレットペーパーも備え付け。
匂いもなくビルのトイレぐらい綺麗。
手洗い用の石けんと消毒用アルコールもあります。
トイレが綺麗な理由はちゃんとあって、朝チェックアウト後の清掃時間になるとスタッフの4〜5人が一気に掃除に取りかかります。
男子トイレ1人、女子トイレ1人が担当について清掃。スリッパのひとつひとつまで消毒してる姿が印象的でした。
それぐらい掃除に時間をかけてるから綺麗なんですね。
ogawa GRAND lodge FIELDの基本情報
「ogawa GRAND lodge FIELD」は1914年創業の老舗アウトドアブランド「ogawa」が運営するキャンプ場です。専門知識を持ったスタッフが安全で楽しいキャンプ体験をサポートしています。
「ogawa GRAND lodge FIELD」は、キャンパーが心置きなく快適な時間を過ごせる場所を提供することを心がけています。ただし、ルールやキャンプのマナーを守らない方や夜遅くまでの騒音はご遠慮くださいとしっかりアナウンスされています。
メーカー認定のスタッフが対応してくれるので安心です。
アクセス
東京から向かうなら柏ICで降りて車で約35分で到着。道はほとんど平坦で山道を進むこともないので運転に慣れてない人でも大丈夫です。
京葉道路
原木ICから車で約55分(約23Km)
常磐自動車道
柏ICから車で約35分(約22Km)
JR柏駅 東武バス[柏25]
布施⁽千葉県)行
柏駅東口→手賀東小学校入口 25分
徒歩5分
道の駅しょうなんから車で約13分(6.7Km)
チェックイン/チェックアウト時間
チェックイン、チェックアウトはプランによって時間が違いますが、他のキャンプ場と比べても一般的な時間帯です。
チェックイン | 13:00〜 |
チェックアウト | 〜11:00 |
ogawa GRAND lodge FIELDの宿泊料金と予約方法
ogawa GRAND lodge FIELDは敷地も広く設備も充実していて、テントサイト以外にもトレーラー宿泊プランもあります。
フリーサイト:1,500円〜
トレーラーハウス:7,000円〜
予約はキャンプ情報サイトの「なっぷ」から。簡単な会員登録ですぐに予約ができます。
春のソロキャンプを満喫
春の季節。都心の喧騒を遠くに感じながら、千葉県中でもアクセスの良い「ogawa GRAND lodge FIELD」でソロキャンプを楽しみました。
千葉県は都会を抜ければ自然が豊かで、春の新緑もとても綺麗。日常から一歩離れて、自然の中での時間は本当に癒しのひとときでした。
ソロキャンプ専用エリアがあるのでゆっくりと自分のペースで過ごすことができます。エリアから見える景色も格別で、心地よい風が吹き抜ける中、心も体もリフレッシュできました。
アクセスが良く初心者でも利用しやすい設備が整っているので、「ogawa GRAND lodge FIELD」は千葉県でキャンプを考えている方におすすめです。
以上、千葉県のキャンプ場ogawa GRAND lodge FIELDでソロキャンプでした。
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