千葉県のコーラル南房総オートキャンプ場でソロキャンプをしてきました。
今回は「野営ソロサイト」でキャンプ。名前から想像できるように木々に囲まれた自然豊かな場所で、自分だけのプライベート空間を堪能できます。さらに、馬やポニーと触れ合える経験もできちゃいます!
アクセスも抜群で、山道を走ることなく海沿いをドライブしながら気軽にたどり着けます。キャンプ初心者でも安心して楽しめるのでおススメです。キャンプの後にぜひ訪れてもらいたい千葉の美味しい海鮮グルメスポットもご紹介。
コーラル南房総オートキャンプ場の魅力を写真たっぷりで紹介しているのでぜひ参考にしてください。
コーラル南房総オートキャンプ場のキャンパー向けサイト紹介
コーラル南房総オートキャンプ場のキャンプサイトは大きく4つに分かれています。
- オートキャンプサイト
- 林間オートキャンプサイト
- 野営ソロサイト
- 本格野営ソロキャンプサイト
まずは今回利用した「野営ソロサイト」をご紹介します。
野営ソロサイト
電源なし/車の乗り入れ可/ペット可
2名まで利用可能(基本的にはソロ用テント1名での利用推奨)
山の斜面の途中に切り出された広場があって、まさに山の中の林間で野営キャンプができます。
ちょっと急な斜面もあるので荷物が大きい人は注意。回り道すれば車が通れる斜面からも上がれます。少し遠回りですが勾配は少し緩やか。
テント設置エリアはこんな感じ。周りは木に囲まれていて自然を満喫できます。
テントはコールマンのツーリングドーム。
テントの裏はザ・山の中。
整備された道はなく、草木がうっそうと茂っています。
木々に囲まれていますが、携帯の電波はちゃんと入ります。Wi-Fiは通じていません。
数メートル先に別のキャンパーさんもいましたが、サイトの設備として設置されてるタープと木のおかげで視線が遮られてるので目が合うこともありません。
自分だけのプライベート空間でキャンプが楽しめます。
薪はそこら辺に落ちてる木々を燃やし放題!切りそろえられた少し太めの薪もあらかじめ用意されてるので困ることはありません。
前日の天気によっては少し湿ってることもあるので乾かしながら燃やさないと火がつきません。そこだけ注意してください。
見おろすと広場のキャンパー達が。
高低差があるので下のキャンパー達の声がうるさく感じることはありません。
もともとマナーのいいお客さんが多いようです。私が泊まったときは常連のお客さんが下で少しうるさくしていたようで、オーナーさんが次の日お詫びに来てくれました。
でも野営サイトまでは声が届かなかったので全く気づきませんでした。
薪割り用の丸太も。斧やナタがあればここで薪割りもできます。
見上げると木々の間から空が見えます。あいにくキャンプ当日は薄曇りでしたが、夜は北斗七星がしっかりと見えました。
野営ソロサイトの名前通り山の一部でキャンプをするので自然の中で過ごすことになります。夜中テントの周りを小動物がゴソゴソ歩き回っている音が聞こえたりと、都会では絶対に味わえない経験ができます。
空も暗くなり始め、夕焼けが過ぎると鳥も家に帰るので静かになってきます。山の中で少しづつ夜に近づいてく感じがまさに野営キャンプの醍醐味。
薪に火をつけてキャンプを楽しみます。この日は管理人さんから分けてもらったイノシシの肉もバーベキューしながらお酒とご飯を満喫しました。
オートキャンプサイト
敷地内にいくつかロープで区切られていて、お隣さんとの距離はそこそこ近いかな。
5月半ばの土曜日利用だけど満員ではなくちょうどいい賑わい。決してうるさくはないけど、家族やグループ参加の人たちが思い思いに準備やキャンプを楽しんでる様子。
ソロキャンプはひとりになりたいものの、仲間内でのんびり楽しむのもいいですね。
コーラル南房総オートキャンプ場の施設紹介
コーラル南房総オートキャンプ場の管理棟、シャワーなど施設やルールの紹介です。
管理棟
コーラル南房総オートキャンプ場の管理棟は入り口をまっすぐ進んでオートサイトを抜けたところにあります。
木造の家屋でお世辞にも綺麗とは言えないですが、キャンプ場の施設としては全く問題ないですね。
管理棟には炊事場が併設されていて、洗濯機もあります(洗濯機は1回300円に)。炊事場は小屋の中にあるので濡れずに作業ができるのは嬉しいところ。見た目は古臭いですが掃除が行き届いてるので綺麗です。
管理棟には最低限の設備のみ設置されているので、調理器具やキャンプグッズの販売はありません。忘れ物をするとここでは手に入らないので注意しましょう。
シャワー
温水シャワーは無料で利用できます。
トイレ
トイレは男女それぞれ1基ずつ。ちゃんと水洗です。
馬とポニーとのふれあい広場
施設内には馬とポニーの厩舎(きゅうしゃ)が併設されていて、運が良ければ広場にはなされている動物と触れ合えます。
夕方ごろにはいなくなっちゃうのかな?私は到着が遅かったせいでしばらくしたら広場にはいなかったです。放牧の時間はチェックしておいた方がいいかもしれません。
コーラル南房総オートキャンプ場の基本情報
コーラル南房総オートキャンプ場は千葉県南房総にあるキャンプ場です。
南房総の海沿いの道路をぐるっと巡れば着くので、山道を走らなくても大丈夫。海を見ながらドライブできるので運転に慣れてない人もアクセスしやすい。
チェックイン/チェックアウト時間
チェックイン、チェックアウトはプランによって時間が違いますが、他のキャンプ場と比べても一般的な時間帯ですね。
チェックイン | 13:00〜17:00 |
チェックアウト | 〜11:00 |
利用者がマナーを守ることを前提に、特に消灯時間は設けられていません。夜うるさくしてると管理人さんが注意に回ってくれるので安心です。
宿泊料金と予約方法
コーラル南房総オートキャンプ場のプランは「オートキャンプサイト・林間オートキャンプサイト・野営ソロサイト・本格野営ソロキャンプサイト」の4つ。
オートキャンプサイト:1泊7,000円〜
林間オートキャンプサイト:1泊9,000円〜
野営ソロサイト:1泊5,000円〜
本格野営ソロキャンプサイト:1泊5,000円〜
予約はキャンプ情報サイトの「なっぷ」から。簡単な会員登録ですぐに予約ができます。
- 消灯時間・クワイエットタイム
-
消灯時間は設けられていません。
利用者のマナーを尊重しているため消灯時間は設けていないようです。夜にうるさくしている人には管理人さんが直接注意してくれるので安心です。 - 利用者層
-
ファミリー、カップル、友達同士がほとんど。
私が利用したときはソロで来ている人は見かけなかったです。ほとんどが2人以上での利用。野営ソロエリアなら一人で利用できる区画なので、肩身の狭い思いをせずゆっくりソロキャンを楽しめます。
- 騒音
-
車通りの多い道路からは奥まった土地にあるので、車の騒音は全く聞こえません。山が近いこともあって民家もほとんどないので静かにゆっくり過ごせます。
- Wi-Fi
-
Wi-Fiは通ってないですが、スマホの電波は山に入ってもアンテナMAXで立っているので通信は問題なくできます。
買い物ができる周辺のスーパー
コーラル南房総オートキャンプ場は山奥のキャンプ場ではないので比較的買い物もしやすいです。車で約6分ぐらいの距離にあるスーパーの「ODOYA(オドヤ)白浜店」がオススメ。必要な食材は全部ここで調達できます。
- 営業時間
-
8:30~21:30
超大型店舗ではないですが、普通のスーパーぐらいの広さはあるので肉・野菜・お酒・お菓子・弁当などなんでも手に入ります。
キャンプ場からも近いので買い忘れがあっても車ですぐ行けるので便利。
キャンプの後は海沿いを散策して海鮮グルメを堪能
千葉といえば海鮮グルメが美味しい。有名店はいくつもありますが、定番中の定番「ばんや」を利用しました。
ジャンルは大衆食堂で、リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べられます。
お客さんも多くて混むけど店舗はとにかく広いので少し待てばどこかしらは座れます。駐車場も広い。
住所 | 千葉県安房郡鋸南町吉浜99−5 |
電話番号 | 0470-55-4844 |
定休日 | 年中無休 |
この日はおまかせにぎりを注文。鯛やさわら、マグロなど新鮮な寿司をいただきました。
ばんやは観光地にあるので周りはファミリーやカップル、友達同士での利用ばかり。一人でご飯食べてるのは私だけでしたが、全然気になりません。洒落たお店ってわけでもないので気にせず利用できるのでご安心を。
ご飯を食べたら海沿いをドライブ。少し曇っていたのが残念だけど広い道路を走りながら辺りを散策。
静かな海を見ながらあったかい日の光を浴びて散歩していると、日頃の疲れや仕事のことを忘れられる至福のとき。
キャンプにグルメに大満足の1日でした。
まとめ
千葉県のコーラル南房総オートキャンプ場の体験レポートをご紹介しました。
高規格キャンプ場のように設備が完璧に整ってるわけではないですが、自然をダイレクトに感じてキャンプを楽しめます。
ソロでも気兼ねなく利用できるので、千葉県のキャンプ場選びの参考になれば嬉しいです。以上、千葉県のコーラル南房総オートキャンプ場で夜営ソロサイトを体験リポートでした。