ジェントスはキャンプに便利なランタンをはじめ、登山用のヘッドライトやハンディタイプの懐中電灯などを製造するメーカー。
元々は日本の照明機器メーカーだったものの、高品質でリーズナブルなギアが多いので最近ではキャンプギアブランドのイメージが強いです。
そんなジェントスの人気ランタンが「Explorerシリーズ」。その中でも今回はEX-036Dをレビューします。

EX-036Dはデザイン性と利便性を両方兼ね備えたおすすめギアなので、キャンプ用のランタン選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
EX-036Dのスペックと特徴


- 明るさ:最大450ルーメン
- 点灯時間:18~255時間(モードによる)
- 防水性能:IPX4
- サイズ・重量:φ73×158mm、400g


EX-036Dは最大450ルーメン。グループキャンプなどテントが大きい場合は1,000ルーメン程度あった方が便利だと言われています。
ただ、ソロキャンプなら450ルーメンでも全く不便ではないです。
下の写真は実際にテント内で使用してるときのものです。一人用のテントぐらいなら全体を明るく照らしてくれてますね。


各モードの光量と色味の違い
EX-036Dの最大の魅力は、3種類の光色を切り替えられること。ボタンひとつで白色・昼白色・暖色と3種類のモードに変えられます。


白色モード


白色モードは最も明るい450ルーメン。料理の準備や読書など、細かい作業をするときに最適です。蛍光灯のような白っぽい光で、食材の焼け具合がわかりやすいのがメリット。テント全体を明るく照らしたいときにも効果的です。
昼白色モード


260ルーメンの昼白色モードは、少し青っぽい光。長時間使用しても目が疲れにくく、テント内での読書や作業に適しています。
暖色モード


210ルーメンの暖色モードは、温かみのあるオレンジがかった光。リラックスしたいときに最適で、ご飯を食べ終わった後の晩酌タイムはガスランタンのHinotoと組み合わせることでキャンプ感がさらに増します。
キャンドルモード
さらに特別なのが「キャンドルモード」。光量がランダムに変化し、ろうそくの炎のようなゆらめきを再現する機能です。寝る前のテントの中で使えばくつろぎタイムに最適です。
EX-036Dのデザインと携帯性
EX-036Dはデザインもカッコイイ!無骨なアウトドア感溢れる本体と、カーキの色味がキャンプにピッタリ。写真たっぷりで本体を紹介します。
コンパクトで軽量設計
本体はプラスチック製なのでものすごく軽量です。単三電池6本必要なので電池込みだと400グラムと少し重量感はあります。
でもランタンと考えるとこれぐらいの重さは普通かな。ズッシリと重量感はありつつも、重いというほどではありません。
電池は一般的なアルカリ電池の他にもエネループ(充電池)が使えます。
かゆいところに手が届いているなと感心するのがキャリングハンドル。


本体のくぼみにスッポリ収まる設計になってるので畳んだときに邪魔にならないんです。


キャンプは持ち物が多いのでカバンがパンパンになりがちだけど、ハンドルを畳めばかさばらない!
ちなみにハンドルは鉄製なので頑丈です。どこに吊り下げてもオッケー。
フック付きでテント内でも吊り下げ可能
本体の底面にはフックがビルトインされています。


取り出せば逆さまに吊るせるので、テントの天井フックに吊るせばテント内全体を照らすライトになります。
キャリングハンドルと違って底面のフックはプラスチック製。丁寧に扱わないと折れてしまうので注意してください。
EX-036Dのおすすめポイントと残念なポイント
ここからは、EX-036Dのおすすめポイントと残念なポイントについてご紹介します。
まずはおすすめポイントから。
- エネループが使える
- 長時間使用可能なバッテリー性能
- 防水・耐衝撃性能でアウトドアに最適
購入を決めた1番の理由がエネループを使えること。エネループが使えることのメリットを深掘りしてご紹介します。
エネループが使える


電池切れの心配が少ない
エネループを使えることで、予備の電池を持っていけばキャンプ中に電池切れの心配がありません。
LED充電式のランタンだと、充電が切れたらモバイルバッテリーを使うか充電できる環境を探さないといけません。中には充電中だと使えないランタンもあります。EX-036Dなら予備のエネループに交換するだけで即復活。
寒冷地でも安定して使える
USB充電式のバッテリーは気温が低いと性能が落ちやすいですが、エネループのようなニッケル水素電池は寒さに強く、冬キャンプや標高の高い場所でも安定して使えます。
長期保管後もすぐ使える
エネループは自己放電が少ないので、長期間保管していてもすぐに使えます。シーズンオフの間にランタンをしまっていても、次のキャンプで問題なく点灯できるのは安心感があります。
このようにランタンとエネループの組み合わせはすごく便利!
長時間使用可能なバッテリー性能


モードによって18時間から255時間という幅広い点灯時間で、キャンプ中も長時間の使用できます。
白色モード | 強モードで18時間、弱モードで128時間 |
昼白色モード | 強モードで34時間、弱モードで225時間 |
暖色モード | 強モードで39時間、弱モードで255時間 |
キャンドルモード | 80時間 |
特に暖色の弱モードでは255時間、つまり10日以上も連続点灯が可能です!これは夜8時間だけ使用する場合、単純計算で約1ヶ月間電池交換なしで使えることになります。



メチャクチャ電池が保つので災害時の備えとしても使えそうです。
防水・耐衝撃性能でアウトドアに最適


EX-036Dは「IPX4準拠」の防滴仕様を採用しています。この防水等級は「あらゆる方向からの水の飛沫によって有害な影響を受けない」レベルで、具体的には以下のような状況でも安心して使用できます。
- 突然の雨でも安心:急な雨が降り出してもランタンが濡れて故障する心配がありません
- 濡れた手での操作も可能:手が濡れた状態でも安全に操作できます
1mの高さからの落下に耐える耐衝撃性能も備えているので、ふいに落としてしまったときでも大丈夫。
しかもライトカバーの上部が地面にぶつからないに保護してくれる本体デザインなので、倒してしまっても割れる心配がありません。


ユーザーの口コミと評価
購入者の評価は概ね満足な口コミが多いです。良い点、残念なポイント両方の意見を参考までに。
良いポイントについての口コミ
エネループの単3が使えることと本体の色味が気に入り購入しました。 明るさは本体がコンパクトながらソロキャンプや車中泊では十分に使えるレベルです。
Yahoo!ショッピング
https://shopping.yahoo.co.jp/review/item/list?store_id=ebest&page_key=4950654042955
サブランタンとしては十分です。
メインのランタンはガソリンからカセットガスランタンに切り替えました。
残念なポイントについての口コミ
1つのボタンで点消灯・光量調節・モードの切り替えを行うため、慣れていないと操作に戸惑います。
残念なポイントを挙げている人は操作の難しさについて言及していますね。
操作に少し慣れが必要なのは確かですが、使いこなせばスムーズに扱えるようになります。ボタン1つで光の色や明るさを調整できるので、最初は迷うかもしれませんが、シンプルな設計のおかげで使い慣れると直感的に操作できます。
EX-036Dの購入を迷ってる方へのアドバイス
GENTOS EX-036Dは、コンパクトながら多機能で扱いやすいバランスの取れたランタンです。単3電池で動作し、エネループにも対応しているため、キャンプだけでなく災害時の備えとしても安心。
操作に少しクセがあり、慣れるまでに時間がかかる可能性はあるものの、説明書を確認て使い方を把握しておくのがおすすめです。
総合的に見て、コンパクトで多機能なランタンを探している人や、ソロキャンプ用のランタンを求めている人には、GENTOS EX-036Dは非常に良い選択肢となるはずです。
以上、ジェントスのキャンプ用ランタン「EX-036D」レビューでした。


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