山梨県の黒坂オートキャンプ場でソロキャンプ!山奥の施設紹介と周辺おすすめスポット

山梨県の黒坂オートキャンプ場でソロキャンプ!山奥の施設紹介と周辺おすすめスポット

山梨の黒坂オートキャンプ場でソロキャンプをしてきました。今回のキャンプ場、一言で表すなら「山」。それに尽きます。

高規格キャンプ場とは程遠い自然味あふれるサイトでゆっくり自然を満喫してきたので、写真を交えてご紹介します。

山梨のソロキャンプ場選びの参考にしてください。

目次

黒坂オートキャンプ場のサイト紹介

黒坂オートキャンプ場の基本情報

住所〒406-0852 山梨県笛吹市境川町大黒坂1070
電話番号090-7186-8931
区画料金3,000円〜
施設利用料大人1名:1,000円/泊
子ども1名:500円/泊(3歳〜中学生)

黒坂オートキャンプ場は第一サイトと第二サイトに分かれていて、それぞれ4つのサイトがあります。

黒坂オートキャンプ場のサイト
黒坂オートキャンプ場のサイト
第一サイト

林間サイト、プライベートサイト、夜景サイト、自然満喫サイト

第二サイト

プライベート夜景サイト、夜景サイト、林間サイト、スーパープライベートサイト

ソロキャンプをゆっくり過ごしたいので今回はプライベートサイトを利用したものの、正直どのサイトを選んでも大きな差はないです。

どこを選んでも基本は山の中。山の中でどこの場所を選ぶかだけの違いです。

ここからは黒坂オートキャンプ場公式サイトの場内マップを頼りに、第一キャンプ場の林間サイト(地図:A)とプライベートサイト(地図:B)を紹介します。

引用:黒坂オートキャンプ場公式サイト

プライベートサイト

W1区画

黒坂オートキャンプ場W1区画

区画は広め。車を停めても十分すぎるほどのスペースが確保できます。

W2区画

広さはW1区画とほぼ変わらず広いけど、少し区画内に木が多い印象。テントを立てるときはスペースを考えつつ。

林間サイト

6区画

8区画

9区画

9区画は少し細長く奥行きがある印象。

10区画

夜景サイト

標高500mの山間に位置し、甲府盆地の夜景を一望できる絶景ポイントです。夜景を最大限楽しむため木陰はほとんどありません。夏季の利用時はタープの持ち込みが推奨されています。

夜景サイトパノラマ

プライベートサイトでソロキャンプ

今回私が利用したのはプライベートサイトの中でも比較的広めなエリア。(看板は見当たらなかったので区画の名称はわからず)

地面は平らに整備されていてテントを張りやすいのと、周りを林に囲まれているのでプライベートサイトの中でもさらにプライベート感があって気に入った場所。

管理小屋のすぐ近くに面した場所で、他の区画と隣り合わせることもなく完全に1人だけの空間を確保できます。

ソロキャンプの醍醐味はひとりっきりを楽しむこと。迷わずこの区画に決定。

9月半ばの平日に有給を取ってキャンプしてだけあってかなり空いてました。私の他に宿泊の受付をしてるのは1人だけ。しかもお互い利用するエリアが全然違ったので完全にバラバラ。つまり広い山の中で1人っきりで過ごすことに。

これぞまさに超ソロキャンプ!

黒坂オートキャンプ場は自然を楽しむキャンプ場。街灯もなければ備え付けの灯りやランプなど周りを照らすものは一切ありません。

なので持参したランタンを消すと完全な闇です。少し先の風景はおろか自分の手元すら見えません。都会に暮らしてるとこんな真っ暗闇で過ごすことはまずあり得ないので貴重な経験。

江戸時代とかもこんな感じだったのかなーと思いを馳せながら肉を焼いてると、どこからともなくガサッガサッと足音が聞こえます。

管理人さんが夜の見回りでもしてるのかな、と気にせずまた肉を焼いてるものの、やけに見回りが長い。

ずっとガサガサ足音がしながら周辺をうろついてる。

よく考えるとこんな暗闇の中、懐中電灯も持たずに歩き回ってるのがおかしいと思った瞬間、暗闇の中から「ブホー!ブホー!」と明らかに獣の鳴き声が!

瞬間的にイノシシだ!と思い、追っ払うためにロックのドラマーばりに焚き火台を火箸で叩きまくりガンガンガンガン音を出しました。

すると鳴き声もガサガサ音もピタッと止んだのできっと逃げ出したんでしょうね。

いくら山の中とは言えあんなに近くまでイノシシと接近したのは初めてでした。夜の暗闇で繰り広げれた夏フェスはしばらく続き、気がつけばかなりの冷や汗をかいていました。

暗闇で姿が見えなかったのがまだマシだったかも。実際目にしたらパニックになって何もできなかったはず。

山の中でキャンプをするときはイノシシに気をつけて、いざというときはに大きな音を出せるように準備しておいてください。

姿は見えなかったものの野生動物に遭遇するというプチハプニングはありつつも、自然をたっぷり満喫できたソロキャンプでした。

黒坂オートキャンプ場の施設紹介

管理棟

黒坂オートキャンプ場の管理棟

管理棟、トイレなど施設をご紹介します。

管理棟はこじんまりとした小屋。屋根は苔むして落ち葉が降り積もる。田舎のおじいちゃんちの農作業場みたいなイメージ。

受付も管理棟で済ませます。

黒坂オートキャンプ場の受付

管理人さんが1人受付をしてくれます。簡単な利用方法と場内マップをもらって完了。

黒坂オートキャンプ場の管理棟

狭いので物販はほとんど取り扱いがなくて、表に出てるのはこれぐらい。

  • チャッカマン
  • ガスボンベ
  • ほりにし

一応他にも買えるみたいで、紙皿とかの簡易的な食器類。蚊取り線香や着火剤なども取り扱ってます。

必要最低限中の最低限しか買えないので、忘れ物がないように用意していきましょう。

レンタル品は焚き火台・ランタン・カセットコンロ・テントセット・タープ・チェア・テーブルなど。

この後黒坂オートキャンプ場近隣のスーパーも紹介するので買い忘れはそこで調達してもオッケー。

管理棟には水場も併設されているのでちょっとした洗い物はここで済ませます。

黒坂オートキャンプ場の水洗い場

トイレ

トイレは、えーと、「自然との一体感を味わえる」とでも言いましょうか。高規格キャンプ場ではないので、ピカピカ輝くトイレを期待していた方は心の準備をお願いします。でも安心してください。「これはもはやトイレではない」というレベルではありません。

ただ女性は利用するのを躊躇してしまうかもしれないですね。

黒坂オートキャンプ場近隣のスーパー

セルバ笛吹境川店

引用:セルバ公式サイト
住所山梨県笛吹市境川町石橋600 笛吹境川マーケットタウン
電話番号055-266-8555
営業時間9:00~21:00
駐車場有り(駐車台数133台)

キャンプ場から車で10分以内なので近くて便利。

黒坂オートキャンプ場からセルバまでのルート

一般的な大型スーパーで品揃えも豊富です。食材から飲み物まで一通り揃うのと、ちょっとしたバーベキュー道具も取り扱ってるので買い忘れがあっても調達できそう。

引用:セルバ公式サイト

繰り返しになりますが、黒坂オートキャンプ場の売店は薪と炭の必要最低限のものしか取り扱いがありません。

スーパーでちゃんと材料を調達してください。

黒坂オートキャンプ場付近のコンビニ

セブンイレブン境川石橋店

引用:Google Map
住所〒406-0842 山梨県笛吹市境川町石橋716−1
電話番号0552666960
営業時間24時間

スーパーのセルバと同じく車で10分以内とキャンプ場から近いので便利です。

黒坂オートキャンプ場からセブンイレブン境川石橋店までのルート

コンビニは24時間営業ながら、黒坂オートキャンプ場は22時から7時までは車の出入り禁止です。

他の利用客の迷惑になるので気をつけましょう。

黒坂オートキャンプ場近くのおすすめスポット

キャンプ場近くでたまたま見つけたオススメスポットを紹介します。

笛吹市八代ふるさと公園

車で5分の距離にある大きな公園。

住所〒406-0834 山梨県笛吹市八代町岡2223−1

入場料は必要のない誰でも入れます。9月のキャンプでしたが芝生が生い茂っていて青々としています。

公園内には小高い丘があるんだけど、実はこれ古墳なんです!

岡・銚子塚古墳という名前らしく、階段がついていて誰でも登ることができます。

古墳の頂上からは笛吹市の街並みが一望できる大パノラマ。

夕暮れどきで少し涼しくなってきたのでワンちゃんの散歩にきてる人もチラホラ。

古墳の上で一息つく飼い主さんの写真はとてもいい雰囲気です。

夕暮れになると少し風が涼しくて夏の終わりを感じるようにゆっくり過ごせます。

日が暮れ始めると街に灯りがともり始めます。空と街の境がグラデーションになっていてとても綺麗。

大パノラマを堪能できるおすすめスポットです。

黒坂オートキャンプ場で山と自然を満喫

山梨の黒坂オートキャンプ場は山の中で自然を存分に楽しめる本格的なキャンプ場です。整備された設備はありませんが、静かな環境でソロキャンプを楽しみたい方にはぴったりの場所です。イノシシなどの野生動物との遭遇も自然の中で過ごす醍醐味。

以上、山梨県の黒坂オートキャンプ場でソロキャンプ!山奥の施設紹介と周辺おすすめスポットでした。

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